あおざめる【青鮫る】[動詞]
金子兜太の作風を安易に真似ること。
あおざめる【青鮫る】[動詞]
金子兜太の作風を安易に真似ること。
第53回角川俳句賞に応募された皆様。
残念にも受賞ならなかった50句作品をお寄せください。
第28号(10月28日リリース)誌上で公開。
読者諸氏のご意見・ご感想を受け付けるかたちとさせていただきます。
そうそう。こういった企画に参加したくて角川俳句賞に応募したと言っても過言ではない。
※最近負け惜しみが上達した石原さん。
口癖は「負けた気がしねえ」。
昨日から浅田次郎の「憑神」を読んでいるのですが、主人公の彦四郎の台詞が内藤剛志の声で再生されてしまいます。
映画では妻夫木君がやっているので、妻夫木君の声で想像しようとするのです。
でも何度試みても頭の中で語るのは内藤剛志。
侍=内藤剛志っていうイメージが植え付けられてんのかなぁ。
内藤剛志が侍の役で出てる時代劇ってあったっけ?
さてさて。
今日はスギアキオさん&加藤昌美ちゃんのコトバラジオの収録にお邪魔してきました。
延々俳句の話をしました。
まだまだしゃべりたりません。(笑)
本気でポッドキャスティングがやりたい。
(↑誰も聞いてくれん気がするけど。。。)
コトバラジオ、来週木曜日放送です。
聞いてね。
自分と同世代の人が、マンガでもアニメでもゲームでもなく、敢えて詩をやっているということ。
その凄みったら半端ない。
正直、怖い。
ってゆうか安川奈緒さんは本腰入れて笑わしにかかってませんか!?
週刊俳句 [1]8月26日号に掲載されている津田このみ氏の作品、「空蝉」 [2]について感想を書きました。当初は「週俳8月の俳句を読む」というコーナーの為に用意していたのですが、長くなりすぎたのでこっちに掲載。
地球暦平成19年7月某日(土)
この惑星の住人は夏と呼ばれる季節になると活発に発情する。花火大会の調査中、ギャルオという種族に属する一匹のオスがわたしに求愛行動を示した。身長178ネリリ。体重54キルル。心拍数123。「どこから来たの?」という問いに対し、咄嗟にギャル男の脳内にあった地名をスキャンし、答える。「ナガノケンマツモトシから来ました」移動式の店舗でギャルオの購入した氷菓を摂取する。
ギャルオと後日改めて会う約束を取りつける。通信端末のアドレスが古いと言われる。予想外だ。備品部に注意を促したい。
地球暦平成19年7月某日(水)
ギャルオの操縦する平面的な車両に乗り、ギャルオの住居へ行く。
この惑星の蝉は木の幹や枝、建物の外壁、鉄条網などに抜け殻を残す。この惑星の小学生は蝉の抜け殻を収集する。ギャルオの住居に来たオイッコという小学生に凡そ0.8ピロキルルの抜け殻を譲与された。オイッコはギャルオにシュクダイを手伝わせに来たようだ。シュクダイとは小学生による調査報告書の通称である。
地球暦平成19年8月某日(日)
この惑星の宿泊施設は楽しい。
ギャルオの身体には紫外線の影響による皮膚の剥落が見られる。資料に基づき、ギャルオの背面に擦過傷を残す。「痛えよ」と言われる。嬉しそうに言われる。
ギャルオの操縦する車両で娯楽施設へ移動し、大型のカメラで写真撮影する。撮影した写真はステッカーになる。ギャルオは自分の端末機にステッカーを貼り、私にも同様の行動をするように言った。
地球暦平成19年8月某日(金)
この惑星の夏と呼ばれる季節が終わろうとしている。ギャルオと端末機を用いて長く会話する。わたしのようなメスをこの惑星では「フシギチャン」と言うらしい。下等生物に不思議と言われても不思議はない。
地球時間午後九時、ギャルという種族に属する一匹のメスが訪ねてくる。頭部を殴打される。この惑星のギャルは好戦的だ。
地球暦平成19年9月某日(土)
ギャルに殴打されたときの傷が治癒しないため、ギャルオとのデートを断る。ギャルの手に付着していた発光性粉末及び香料が合成皮膚の治癒を妨げているらしい。薬局で同様の粉末塗料を購入する。帰還後詳しく分析の事。
地球暦平成19年9月某日(水)
ギャルオは「コスモスが咲いている」と言って河川敷に車両を停めた。コスモスはこの惑星の河川敷に多く見られる植物だ。
「コスモスのハナコトバは少女の純真なんだよ」ギャルオが言う。ハナコトバについては詳細不明。
「わたし本当は宇宙人なんです」と言ってみる。また「フシギチャン」と呼ばれる。この惑星の秋と呼ばれる季節、住人たちは皆感傷的になると資料に。「ずっと一緒にいようよ」と言われる。資料に基づき「うん。ずっと一緒だよ」と答え、互いの右手小指を絡めた。
地球暦平成19年9月某日(木)
本部より、調査を終了せよとの指示。
合成皮膚を粉砕処分。接触した住人たちの脳から記憶を消去。
地球時間午後八時、出発予定。
[1] http://weekly-haiku.blogspot.com/
[2] http://weekly-haiku.blogspot.com/2007/08/blog-post_2112.html
今日はらんまん句会でした。
兼題「小豆」には皆さん苦労なさった様子。
詩のボクシング岡山大会予選通過のT田女史、句会に初参戦してくれました。
21歳、某国立大学の四回生。
才能あふれる若手が出てくると自分も精一杯悪あがきしようって気になります。
さてさて。ついに観ることにしました。
「恋は五・七・五! 全国高校生俳句甲子園大会」。
無理矢理ポップな感じにしたタイトルといい私にはなかった華やかな青春のお話であるらしいところといい、あんまり気はすすまなかったのですが。
見ねばなるまいよ。
俳句総合誌もたまには読まねばなるまいよ。
この遊びを楽しみ尽くすためにはこういった工夫が必要だ。
久しぶりにサイト [1]見てみた。
は、浜野佐知 [2]監督が岡山にお越しになるんですか!?
すごい……。
[1] http://ww1.tiki.ne.jp/~boken/fes.html
[2] http://www.h3.dion.ne.jp/~tantan-s/
とうめいロボ先輩のOteteを聴く。
高い声、囁くような、一度殺した息を、か細く吐き出すような。
少女性を感じさせる歌詞。ときに怖い世界があーんと口を開けている。
ロボ先輩の持っている怖さが、私はとても好きだ。
朝もやのなか
たどりついたら
あなた浮かんでいた
泡になって
「みずうみ」
手首を見てる
地図を描いたのさ
ツバメの影絵
「ツバメの影絵」
窓の外では怪獣たちが
家のなか覗いてる
マドレーヌを狙っているのさ
よだれが出ている
おいで! おいで!!
一緒に待とうよ
3時がくるのを
「ふわふわちゃんとマドレーヌ」
ぼくのゆめは ほのおになること
ぼくのゆめは こおりになること
「てがみ」
その名の通りの、透明感。
日に透かせば傷だらけだ。
細かな傷が、光をより複雑にする。
カフェで聴けるようなさりげなさややさしさがあって、でも、聴いてたら珈琲飲むより泣いちゃうかもしれない。
あうう。ロボ先輩、なんでこんないいCD作っちゃうんですか……。
恋愛のあるあるネタを、口語的に、定型で書く。
というのが、最近よくある短歌だな、と思った。
恋愛について、古典を踏まえて、口語的に(=漢語ではなく和語で)、定型で書く、というのが大昔の短歌だったのじゃないかしら。
あるあるネタと古典。
共感できる部分を入れるっちゅうことじゃな。
「あるあるネタ」という、お笑いから始まったであろう概念は我々の世代の文学を語る上で非常に重要なキーワードなんじゃなかろうか。
第一回週刊俳句賞、応募しそこねました。
っていうか全然気づいてませんでした。
あと少し、あと少し注意深くスクロールしていれば……!!
さて。今日は九月の大朗読の原稿、たたき台を仕上げますよ。
九月は共作です。
今からちゃんと準備して、打ち上げこと裏大朗読用のネタも作っておこう、という魂胆。
なんでこんなやる気なの? これが躁病ってやつ?
大阪から中島らも菌を持ち帰ってしまったのかも。