旅の終わりに友人二名(男女)が川に入って、川底に沈んでしまった。浅いのに。わたしも川に入ってみるが動かない二人は確実に死んでおり触りたくない。「無駄だよ、死んでるよ」と他の友人が言っている。わかっている。しかしあなたと違ってわたしは世間のひとたちから薄情者だと思われたくないのだ。引き上げる努力をしめさなければ。それにしても触りたくない。肩のあたりに手をかけてみたが、顔なんてもう、ふたりとものっぺらぼうになってしまって、パーツの全部取れたぬいぐるみみたいにぬべっとしている。
クピドのごとき巻き毛の美少年にフランス語で愛をささやかれたのでおごそかにキスをした。十二時キックオフです。
ホールケーキにナイフを入れてこの場所にコインパーキングを作ります
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