さだまさしに泣かされている三日かな

TVをつけたらさだまさしが「風に立つライオン」を歌っていました。
「風に立つライオン」は名曲です。
「償い」よりもむしろこっちがやばい。
最初に聴いたのは高校時代。
何度聴いても、やばい。

さだまさし、なんであんなに泣かせる曲ばっかり作るんでしょうね。
保守系なのはわかっているんだが、それでもいいもんはいい。
保守的すぎるところ、偏見に満ち満ちているところは、「んなわきゃあない」と突っ込みながら、それでもウルウルとして聴いてしまう……。

さだまさしで一番好きなのは、「まほろば」です。
「飛火野」「黒髪に霜のふる」などなど典雅な平城京ワードを挟みつつ、泥沼ラブの末期症状を歌い上げるこの曲。

遠い明日しか見えない僕と
足元のぬかるみを気に病む君

とか

君を捨てるか僕が消えるか
いっそ二人で落ちようか

とか

例えば此処で死ねると 叫んだ君の言葉は
必ず嘘ではない けれど必ず本当でもない

とか、ほんと言ってくれます。
あるあるソングだよね!!

初めて聴いたときから、駆け落ちするなら行き先は奈良と決めております。
どうかみなさん探さないでください。

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