文化部の活動に協力しているおとな(外部講師)からお願いしたいこと

最近、出身高校の文芸部の活動に協力する機会がありました。
高校生と接するのは刺激的でとても勉強になるのですが、「ここは改善できるよなぁ……」と思った点もあります。
お互い楽しく活動するために外部講師の立場からお願いしたいことを3つ書いておきます。
自分の体験に即して文芸部を例に出していますが、文化部全般にあてはまるような内容です。
会話はすべてフィクションです。

【1.できるだけ名札をつけよう】
初対面の日は必ず名札をつけてほしいです。さらに余裕があれば、学年と名前と自己紹介がひとこと入った名簿をもらえたらとーっても助かります。顔と名前を一瞬で覚えられる講師ばかりではありません。

【2.誰かがまとめて連絡しよう】
・たいていの場合、生徒は複数人で講師はひとりです。質問がある際には、ひとりずつ思いついたときに連絡するのではなく、全員分をとりまとめて代表(顧問の先生や部長など)から連絡(電話・メールetc.)するようにしましょう。メールの末尾には名前を記入しましょう。
・顧問の先生と生徒の代表の両方から同じ内容の連絡が届いたことがあります。「先生がもう連絡してるかも? でも万が一まだだったら連絡しなきゃだめだなぁ……」というときにはまずは顧問の先生に確認してみてください。

(例)
生徒「来週、石原ユキオさんが教えに来てくれるそうですが、質問したいことがいっぱいあります。先にメールで送っておこうかと思うのですが」
顧問「それはいい考えだね。部員全員に紙を配るから質問したいことを書いて明日の朝礼までにわたしの机に提出してください。そうしたらわたしがまとめてメールしておくよ」

【3.保護者の方に話そう】
・どんな講師がどのように指導しているのか、保護者の方に報告しましょう。保護者の立場からすれば、見知らぬ大人が自分の子供と親しくなるのはとっても不安です。

(例)
生徒「今日部活に来たの石原ユキオって先生で、たぶん30代くらいで、普段はデザインの仕事しながら俳句を作ってるんだ。顧問のH先生の教え子なんだよ。これから一ヶ月に一度俳句教えに来てくれるんだって」
保護者「そうなの。変わった名前だね。Twitterやってるかなあ」
生徒「それは見ないであげて!」