フリーペーパーapt

フリーペーパーapt issue 026に俳句を掲載していただきました。
今回のテーマは「魂」です。
岡山にお住まいの方は是非、カフェや雑貨屋さんでゲットしてください。

詩を書いていた頃からアプトに参加したいなぁと思い続けていたので、そりゃーもー嬉しいです。
(私の詩は長すぎて載せらんないだろうなぁと思って応募を躊躇してたんです)
ただ、俳句を俳誌以外の紙媒体に発表する場合の作品選びの難しさを思い知らされました。

さーて。自句自解。

・1句目
イタコの霊に仕事をまかせたら代わりにイタコ業務をやってくれるだろう、という発想。季節は冬じゃないしたぶん大抵の俳人が俳句だと認めないだろう。でも俳句じゃないんじゃなくて、下手な俳句でしかないんだと思うよ。こういう狙いすぎな物も好きなんです。B級ラヴ。

・2句目
シシシと最初に三音「シ」が続くのがどもってる感じでちょっと面白い。魂からの連想で「エクトプラズム」を「吐き尽く」すというフレーズが出てきたんですが、あんまり上手くないなぁ。ひょっとしたらちょっとジブリっぽいかも。

・3句目
これは文句なく俳句(と私は思っている)。2句目の猪のなれのはてかもしれません。マニキュアと牡丹鍋は赤系でつきすぎ、と先生には指摘されたんですが、ここはわざとつけときたい。元気な婆になりたいなぁ。

・4句目
胃の底から熱くなる感じ。ソウルのソウルだからって駄洒落だけだと思われるとつらい。

・5句目
これは大朗読で朗読した句の一つ。定さんが闇鍋の席にいるってことは鍋の中に何が入ってるかわかったもんじゃありません。

・6句目
砂浜。片足をひきずるようにして爪先で線を描きながら歩いていく。孤独な遊びって感じ。

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