行く予定のないトルコ旅行を計画する


8月に『地球の歩き方イスタンブールとトルコの大地2019〜2020年版』が出た。
ひとつ前は2016〜17年版だったので2018年に開港したイスタンブール新空港が載っていなかったのだが、今度はもちろん載っている。
嬉しいので1月にまとまった休暇が取れたと仮定して7日間(トルコ国内に4泊5日)の旅行を計画した。

所詮は妄想なので仕事を辞めて2ヶ月放浪することにしてもいいのだが、そうなると「宿とか予約いらなくね?」「トルコの人は親切だから誰かの家に転がり込めばいい」「安全な旅には面白みがない」「むしろアドレナリンどばどば出したい」「ていうか無事に日本に帰ってくることになんの意味が?」などと自暴自棄な妄想をし最終的に「古絨毯で簀巻きにされてマルマラ海の魚の餌になれるならオシャレ!!」という境地に達してしまうのでやはりよろしくない。一週間程度だからこそ真面目に計画するつもりになれるし、計画すること自体を楽しめるのである。

航空券はスカイスキャナーで見つけて、購入したことにした。
アシアナ航空。関空発、仁川空港(ソウル)乗り換え、イスタンブール空港行き。
往復83,100円。
(トルコって遠いイメージあるけど航空券だけなら10万切るやつ結構見つかるんですよね)

<1日目>1月15日(水)関空から韓国に飛ぶ日

関空には「はるか早得往復きっぷ」で向かう。これは前回やってみて心身が楽だった(渋滞の心配がないから)。
15:00頃関空に到着。
17:00 関空発
18:50 仁川着

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イスタンブール行きの便まで14時間45分あるので一旦入国する。自動両替機があるらしいのでサクッと5,000円分両替。この日の宿インチョンエアポートホテルゼウメスは無料送迎があるので迎えに来てもらう。
せっかくの韓国だし、ホテル付近のドラッグストアでシートパックを2〜3枚程度購入。預入手荷物はイスタンブールに着くまで預けっぱなしなので、機内持込できるものしか買えない。シートパックは液体物扱いになりそうなので今夜使う分とジップロックに入る量だけ。ホテルの1階にロッテリアがあるみたいなので元気が出なかったら夕食はロッテリアで済ませちゃおう。

<2日目>1月16日(木)12時間のフライトでイスタンブールに到着する

7:00 ホテルのシャトルバスに乗って仁川空港へ。
9:35 仁川発
15:40 イスタンブール着
12時間5分の長い長いフライト、朝から眠れるわけもないので暇つぶしを考えなければいけない。
・読書(2時間)
・機内食が出たら満腹を利用して昼寝(1時間30分)
・映画を真剣に見て、レビューを書く(2時間視聴+1時間執筆)
・斜め前のひとが見ている映画を盗み見てあらすじを想像する(視聴30分+妄想執筆1時間)
・そろそろ疲れてくるので寝る(1時間)
・目が覚めて虚無(3時間)
だいたいこんな感じだろうか。執筆用に紙のノートを持ち込んでおかねば。
トルコに入国したらATMで20,000円程度キャッシング。16:40のHavaist(空港と市内中心部を繋ぐバス)に乗りたい。前回の旅でイスタンブルカード(イスタンブールの様々な公共交通を利用できるICカード)を持っているのでカードに100リラ(約2,000円)程度積み増しする。Havaistで新市街のタクシム広場まで行くのが18リラ。
18:00タクシム広場着。ノスタルジックトラムヴァイ(レトロ車両の路面電車)タクシム駅からオダクレ駅へ。タクシムダイヤモンドホテルにチェックイン。荷物を置き、イスティクラル通りで書店を見る。トラムヴァイの終点テュネルから推定徒歩3分程の場所にあるホームスパというハマム用品(石鹸やタオル)の店に立ち寄る。ガラタ塔が見えるはずなので、上らずに見るだけで満足する。
軽く何か食べてペットボトルの水を買い、ホテルに戻って就寝。
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<3日目>1月17日(金)イスタンブールから対岸のブルサに渡る

ホテルの朝食ビュッフェで可能な限り野菜を食べる。昼間はついついスィミット(街角のあらゆるところに屋台が出ている胡麻パン)などで済ましてしまいそうなので。
9:00チェックアウト。
地下鉄テュネル駅からカラキョイ駅、カラキョイ駅でトラムヴァイに乗り換えて新市街と旧市街をつなぐガラタ橋を渡り、エミノニュへ。
9:30までにはエミノニュに着くはずなので、10:45発のBUDO(ブルサ高速船)のチケットを購入(40リラ)。30分ほど釣り人を見たりエジプシャンバザールを見たり。
10:45 ブド・エミノニュ桟橋からBUDO乗船
12:45 対岸のムダンヤ港着
ブルサカルト(ブルサ限定ICカード)を6リラで購入しひとまず10リラほど積み増しするのがいいのか、回数券を買うのがいいのか、ちょっとよくわからない。カードを全国で統一すればいいのに、と思わないでもないが、外国のICカード集めは楽しいので許す。市内バスF3路線で温泉街チェキルゲを経由し約45分で市内中心部ヘイケルに到着。
グランドヘイケルホテルにチェックイン。ここに2泊する。
荷物を置いてしばし休憩。徒歩でチャクル・アー・ハマムへ。入浴・垢すり・マッサージ含めて60リラ(約1,200円)らしい。バザールで軽くお土産探し。冬用のシャルワル(田舎のおばちゃんが身につける伝統的なサルエルパンツ)がほしい。この日は軽く下見のつもり。
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<4日目>1月18日(土)ブルサでのんびり寺院めぐり

ブルサでも朝食ビュッフェでしっかり野菜を食べる。
寺院めぐりの日なのでホテルでスカーフを巻いてしまう。徒歩でウル・ジャーミィへ。前日バザールで目をつけた土産物を購入。職場用の土産もお茶かチョコレートか、何か日持ちのするものを購入。一旦ホテルに荷物を置いてブルトラムヘイケル駅からチャンジュラル駅へ。チャンジュラル駅からトラムヴァイに乗り換えてメイダンジュク駅下車。イェシル・ジャーミィ、イェシル・テュルベを見学。
チャンジュラル駅まで戻って環状線になっているブルトラム(反時計回りのみ)に乗り、一周してみる。
グランドヘイケルホテルに戻って早めに就寝。

<5日目>1月19日(日)イスタンブール(旧市街)に戻ってカドゥキョイ泊

この日は朝食は軽めにしておく。おやつタイムに鯖サンドを食べたいから。
10:30頃チェックアウトして市内バスF3路線でムダンヤに向かう。
12:00 ムダンヤからBUDO乗船(40リラ)
14:00 ブド・エミノニュ桟橋着
エミノニュ名物鯖サンドを食べる。エジプシャンバザールで精油や干しいちじくなど購入。

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ジャルム桟橋からワプル(連絡船)でアジア側のカドゥキョイへ(3リラ)。
今回の旅ではつねにノスタルジックトラムヴァイの走っている街にばかり泊まることになってしまったが、カドゥキョイのノスタルジックトラムヴァイは一辺が500〜700メートルの正方形みたいな路線だ。
いいぞ。観光地っぽいぞ。
最後の一泊はサイドニアホテル。チェックインして荷物を置き、しばし散策。スィミット屋台はあちこちあっても焼きたてはなかなか食べられないからスィミット・サラユ(スィミット専門店)に入ってみてもいい。エタ・バルという蜂蜜専門店の蜂蜜がけヨーグルトがめちゃくちゃおいしそうなのでそっちも試したい。日が落ちてきたら海を望むカドゥキョイ公園に行って寒さに震えながら冬の夕日を眺めよう(ぜったい泣く)。

<6日目>1月20日(月)もうあとはイスタンブール空港から帰るだけ

11:00ごろチェックアウト。気分が乗れば一旦スルタンアフメット地区を見てから空港に向かってもいいし、カドゥキョイから直接空港に向かってもいい。
カドゥキョイからHavaistに乗るとすれば、
13:00 Havaist乗車(25リラ)
14:50 イスタンブール空港到着

アシアナ航空のカウンターでチェックインしたら、土産物を見ながら「全部ユーロ表示!しかも高い!」と心の中で叫びつつ、ちゃっかりロクムを試食。
17:20 イスタンブール空港発
夕方から搭乗で機内泊なので眠りやすいと思う。機内食を食べたら歯を磨いてすぐ就寝。10時間15分のフライト。

<7日目>1月21日(火)韓国経由でおうちに着くまでがトルコです

9:35 仁川着
今度は4時間30分で乗り換えなので入国せずに時間を潰す。

14:05 仁川発
15:50 関空着

はるかに乗って新大阪へ。新大阪から新幹線で帰る。

トルコを離れる日の行動を考えたりしていると、帰りたくなくてさびしい。
トルコに着いてさえいないというのに。