遠くまでこのまま走っていくつもり自殺念慮の燃え尽きるまで
ファッジブラウニー
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遠くまでこのまま走っていくつもり自殺念慮の燃え尽きるまで
おとなだと思える人がことごとく年下だった二十九の春
二番目でいいから僕も一番をつくるだなんてそんな朝焼け
この春に定年退職した父が俺のジャージで行くどぶさらい
この窓が開くのならばぎりぎりで死ねる高さの部屋だと思う
「抜け殻となったあなたの詰め物にせんえつながらならせてほしい」
ホテル七階の窓から見下ろして学ラン姿の君に手を振る
あと一歩黄色い線を踏み出せば逃げるのぞみがつかまるかなあ
のぞみとかひかりが通過する駅は落ち込んだとき行っちゃいけない
たぶんもう来ないのだろう君の住む町その町のコメダ珈琲