11/22(土)レイトショーに続き敢行されたオールナイトの会場もめでたくほぼ満席!上映前のトークショーには足立正生監督、サトウトシキ監督、レイトショーにつづき登壇してくれた原将人監督という真夜中を感じさせない豪華なメンバーがが登壇しました。
福間さんが脚本を手がけたサトウトシキ監督の『悶絶本番 ぶちこむ!!』や初監督作品『急にたどりついてしまう』まで「さまよえる魂」を描き続けてきていことに触れ、さすらうのを止めた父親が登場する『岡山の娘』での眼差しの変化について指摘する足立正生監督。
『急にたどりついてしまう』を瀬々監督と共同プロデュースし、撮影現場でとにかく楽しそうだった、何でもかんでも自分でやりたがっていた福間監督を懐かしむサトウトシキ監督。
『岡山の娘』においてダイアローグそのものが詩になるという、言葉と映画の関わり方における映画の新しい可能性について言及する原将人監督。
福間健二監督との出会いから監督の世界観まで、順々に語り、福間監督(お風呂上がり)も終始リラックスしたご様子で答え、あっという間に夜は更けてゆきました。
この日上映された映画は95年→69年→95年→69年を交互に行ったり来たりするという誰しもが体験し得ないものになったと思います。この日を経て再見する方は、時を超えて生まれた2008年製作の『岡山の娘』という映画がまた違って見えてくるかもしれませんね。リピーター割引もしっかり設定されておりますので、是非何度でも足をお運びください!
『岡山の娘』宣伝スタッフ すごくまちがっているわけじゃない太郎