PLACE TO BE【ライブレポート】

2005年10月放送のトップランナーを観て以来、この人のライブを観てみたいと思い続け、ようやく想いが叶った!上原ひろみ「PLACE TO BE」ジャパンツアー 倉敷公演。

上原ひろみ「PLACE TO BE」ジャパンツアー

ステージにはピアノの形をした黒に鍵盤模様のシートの上にピアノが1台。ソロピアノツアーということで、とってもシンプルな構成。同名のピアノソロアルバムからの曲を中心に休憩を挟んで2時間半のライブ。彼女の音楽と魅力をいっぱい感じられる。楽しくて幸せな時間でした。

曲毎にピアノと向き合って、少し時間をとって集中力を高めてバンドとタイミングを合わせるかのようにピアノと息を合わせて弾き始める音は、1音1音気持ちがこもっていて、息づかい、足踏み、かけ声やメロディーを口ずさむ声と一緒に届いてくる。即興でアレンジされて出てくる音、間を置いたり、ピアノの弦を弾いたり引っ掻いたり、立ったり座ったり、自由なスタイルで演奏しながらどんどん音があふれて来る。
MCではキュートな天然ぷりも見せながら演奏する曲のエピソードや、1曲目後のMCで「世界中を演奏しながら旅をして書いた曲でお得な世界旅行パッケージツアーに連れて行きます。」というメッセージで構成も解り易く伝えながらの進行。
なによりも、音楽に対する愛情。「音楽が好きだ!」ということを笑顔と全身を使って音楽にしていくパワー。きっと会場にいる全員が楽しくて幸せな時間を体験してると思う。これが彼女の最大の魅力。同じ時代に生きていて、同じ空間で演奏を聴けたことがうれしい。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA