PTP「草迷宮」

NPO法人アートファーム主催のPTP(プルーラルシアタープロジェクト) 「草迷宮」を観てきました。いつも期待を裏切らないアートファーム。今回も大満足でした。
天プラのホールに入ると、真っ黒の舞台に赤いテープ状の物がつり下がっている舞台装飾。舞台下にはエレクトーン?電子ピアノ?が置いてあり、スモークを少し焚いて照明の光が強調されている。わくわくです。

開演とともに冒頭から10人ほどの出演者(たぶん)全員が出て前置きが無い感じの立ち上がり。このギャップにギョッとしながらも意識をぐっと持って行かれて、そこからは、状況把握と話の流れに集中しながらぐいぐいと「草迷宮」の世界に引き込まれて行きました。
現実とかけ離れた幻想的な世界観。緻密な進行と大胆な演技。歌部分には生演奏のピアノ。とどこをとってもおもしろく引き込まれる公演でした。終演後はアフタートークを観つつ、一気に引き込まれた世界から現実へ戻る作業が自分の中で行われているのを感じつつ。楽しい時間でした。
プロジェクトベースの公演で稽古入りから2ヶ月。このクオリティに持って行くのはさぞかし大変だったことだろうと舞台裏をほんの少し想像します。おつかれさま&ありがとうございました。

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