照射されたものたち【岡山映画祭2022】
監督 リティ・パン
出演 Bion
2020年/フランス、カンボジア/88分 上映後トークあり
日時:11/20(日)16:30〜
会場:岡山県天神山文化プラザホール
人類の悪とは何か。カンボジアのポル・ポト政権下の自らの体験を作品化し繰り返し世に問うてきたリティ・パンが、初めて広島を訪れたことから生まれた作品。広島・長崎の被爆体験、ナチスのホロコースト、ポル・ポト政権下の虐殺という人類史上の3つの悲劇を大量の資料映像のモンタージュによって描いた作品は、「この映像を見よ」「この映像から目を背けるな」と観客に迫る。審美的な画面構成や瞑想的な音楽と映し出される映像との落差が、人類の愚かさを際立たせ、人類の悪について再考することに誘う。
(上映企画スタッフ 小林耕二)
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