「風の谷のナウシカ」にやられてます。
半年以上前に買って、読む余裕がないまま置いてあった『ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」』を、ふとしたことから金曜日の夜中に読み始めた。
アニメの「風の谷のナウシカ」はテレビやビデオで何回か観ていて、宮崎アニメの中でも1番好きな作品なのだけど、このワイド版のコミックを読むと、より強くて重い作品だということがわかります。
ワイド版コミックは、(感覚的には)アニメの3倍ぐらいの量があり、さらに世界観とか、それぞれのキャラクターの動きを把握していこうと思うと、おそらく3回ぐらい読まなきゃダメな気がします。それぐらい、深くて複雑。冒険とか戦記物の小説読む時に地図とかキャラクターの相関図を書きながら読んだりすることがありますが、そのぐらいの気合いを入れて読むコミックですね。(親切なことに地図は各巻の巻頭に進行に合わせた物が付いてます。)
結局、二晩とちょっとで全部読みきったわけですが、あまりにも世界に吸い込まれすぎて、戻ってくるのが大変です。
ちょうど、広島・長崎の原爆記念日から終戦記念日と平和と戦争について考えることが多い時期だと思うけど、こういった切り口もありかもしれない。と思ったりしてます。
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