FlashからDVDコンテンツまとめ

結婚式披露宴で使用する映像の制作依頼を受けて絶賛製作中です。
はじめての仕事なのでいろいろ苦戦もしつつで、そんなこんなのまとメモです。

■前提
Webで身につけた技術を利用する。
提供素材は、写真、BGM曲、メッセージテキスト。

■利用可能ツール
Adobe Flash CS3
Adobe Photoshop CS3
Adobe Fireworks CS3
Steinberg Cubase Studio4
Appe Final Cut Express
Apple iMovie
Apple iDVD

今回は披露宴での新郎新婦退場後のエンディングと来場者へのお礼を兼ねたメッセージを流すムービー。写真は新郎・新婦・2人の三部構成で約20枚ずつの計58枚。退場後ということもあり、5分程度を目標時間とする。会場での再生はプロジェクタ投影で1画面(アスペクト比16:9)。というのが要件。

素材の音声、写真、テキストを効果的に使って演出し、なおかつ効率的に作業を行う。ということで最終的に以下のツールを選択。

■制作ツール
ポストプロダクション=Flash
(ムービーサイズ:1280ピクセルx720ピクセル、15fps)
写真素材加工=Fireworks
BGM Mix=Cubase
マスタリング=iMovie
DVDオーサリング&焼き付け=iDVD

一番苦労したのが、Flashで制作したムービーを画質を保ってDVDへ焼き付けるかというところ、最初に苦労したのがFlashで出力したムービーをFinalCutでマスタリングした際に、取り込んだムービーがコマ落ちしたようなムービーになったり、画質が劣化してしまうこと。Flashからのエンコード形式を色々試したけどコマ落ちが改善しない。そもそも論でFinalCutでのポストプロダクションという選択肢も試したけど、やはり慣れてないツールでの作業は無理だし、FinalCutでは写真の組み合わせてムービーを作るのは無理があると判断。
次にFlashでのポストプロダクションでの問題点が浮上。取り込んだ音声が劣化してしまい、エンコード設定を変えても解決できない。ということで、ムービーと音声のマスタリングが必要になったので、iMovieでマスタリング。iMovieでは、コマ落ちや画質劣化、音声劣化も発生しなかった。
そして今回一番悩まされたのは、映像まわりの規格。FinalCutは、やはり映画作りのソフトだなー。ということを認識。ビデオカメラで撮影した物を編集するために最適化されているので、Flashのようなアニメーション系のツールが出力した物は苦手なようです。フレームレートとか取り込みの形式、アスペクト比その辺がいろいろ厳しい。その点iMovieはコンシューマー向けだけあって柔軟なんだと思う。たぶん。(笑)
単にFinalCutを使いこなせてないだけとも言うけど、今はこれでいい。とにかく結果として良い物が作れればいいんだ!

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