朗読漬け

土曜日に「詩のボクシング岡山大会予選会」と「朗読劇 ぼく生きたかった」を観てきました。
「詩のボクシング」は、彼女のおかげで第2回大会から、わりとよく観ているわけですが、今年の予選会は出場人数が28名もいて、新しい顔ぶれも多く、ジャンルも現代詩からパフォーマンス性の強い表現さらに俳句とバラエティもそこそこ豊富だし、おもしろく観ることができた。地方大会の予選会なので、テキスト・パフォーマンスともに楽しめる方は数えるほどだけど、本戦も観に行きたくなる内容だし、運営側も経験値を積んできている様子がよく分かった。なによりも第6回までとぎれることなく続いている事がなによりすばらしいと思う。

「ぼく生きたかった」は数日前に当日スタッフを頼まれ、2回目の公演での受付をお手伝い。開演時間には代わっていただいて、1時間半の公演を2列目真ん中の特等席で観ました。98年だったと思うけど最初に音響として参加した時も、この台本だったので、かなりのフレーズが頭に残っていて、進行とともに記憶がフラッシュバックしてきた、でも、当然ながら自分が音響をしているときとは受け止め方が全然違うよね。朗読に集中するために、とてもシンプルな演出になっていたのもあって、言葉がどんどん流れ込んでくる。そして自分の中で言葉が積み重なる。いい舞台だった。そしてスタッフ魂がくすぐられる。
そして、どんどんと年数が経過しているからこそ、戦争や原爆体験など、こういった話を残して伝えていくことはすごく重要だと思う。

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