無線LANアクセスポイント比較

最近、インターネット中継など、ネット環境と速度の確保が大事な場面が多くあります。
WiMAXや3Gでのモバイルルータを使って回線確保をすることが多いですが、次に多いのが、会場の建物まではインターネット回線がきているけれど、会場となる部屋までは回線/配線が来ていない場合です。
そういった場合は、無線LANアクセスポイントを持ち込んで接続させていただく事が多い。
そうなると機種によってどれくらい差があるのか?が気になるところ。
ということで、今回3機種を比較してみました。

テスト条件は以下の通りです。
NTT西日本フレッツプレミアム+So-netにて接続、有線だと上下40Mbps程度。
鉄筋コンクリート造の建物内を同一端末で、アクセスポイントを切り替えながら受信、測定。
a=同一室内5m以内で測定
b=室外壁1枚を挟んで7m程度で測定
c=別室壁2枚を挟んで15m程度で測定

1、Apple TimeCapsule(AirMacExpress)
http://www.apple.com/jp/timecapsule/ [1]
a=上り9.89 Mbps/下り16.55 Mbps
b=上り7.25 Mbps/下り23.23 Mbps
c=上り0.89 Mbps/下り4.28 Mbps

2、バッファロー WZR-HP-AG300H
http://buffalo.jp/products/catalog/network/wireless_home_nfinitihighpower.html [2]
a=上り7.79 Mbps/下り11.90 Mbps
b=上り4.77 Mbps/下り12.24 Mbps
c=電波受信せず

3、ロジテック LAN-WH450N/GR
http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLAN-WH450NGR/ [3]
a=上り12.90 Mbps/下り23.92 Mbps
b=上り9.93 Mbps/下り18.96 Mbps
c=上り0.06 Mbps/下り0.24 Mbps

ハイパワールータを押しのけてAppleのTimeCapsuleがトップ。。競合している機種でも差があります。。
家庭用レベルの機種だと鉄筋コンクリート1枚程度で10m程度までが安定値かなという印象です。
バッファローなど業務用の指向性アンテナなどを使って2-300m単位での通信もした事がありますが、機材コストからするとちょっと手が出ないですね。。

[1] http://www.apple.com/jp/timecapsule/
[2] http://buffalo.jp/products/catalog/network/wireless_home_nfinitihighpower.html
[3] http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLAN-WH450NGR/

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