モンシロチョウ

2006年6月1日

奥さんの実家からいつも野菜を頂いている。無農薬の野菜であるため、この季節には、モンシロチョウの幼虫アオムシがついていることもある。ムシというのは、生命力の逞しいもので、冷蔵庫に入れておいてもじっとしているだけで、また暖かいところに出すとゆっくりと動き出す。人間だったら凍えてしまうものを、小さな虫はじっと寒さに耐えることが出来るのである。「暖かくなったから、孵化したのに、またえらい寒い冬に逆戻りしたものだなあ」と思っていたりするのだろうか。

で、先週レタスを洗っていると、レタスにモンシロチョウのサナギがついていた。それを見て、誤って野菜と一緒に炒めてしまわなくて良かったと思うとともに、「こいつは頑張ってサナギにまでなったんだなあ」と思った。

モンシロチョウというのは、アオムシの時に、かなり高い確率で寄生虫にやられてしまう。頂く野菜についてくるアオムシを片っ端から飼育したことがあるが、その時、アオムシが如何に厳しい生存競争の末、わずかなアオムシだけがサナギになり、蝶になることができるのかということを知った(寄生虫にやられているアオムシかどうかも見た感じで分かるようになった)。外をかわいらしく飛んでいるモンシロチョウは大変厳しい生存競争をくぐり抜けて、飛んでいるのである。そのことを知ってから、モンシロチョウを見る目が変わった。

せっかくサナギにまでなったんだからと、レタスを一輪挿しに挿して水をやり、蝶になるのを観察することにした。日に日にサナギの中に蝶の体が出来、5日位するともうすぐ羽化かなと思っていたところ、今朝、6日目にして羽化した。
朝、サナギから出てきた蝶は、羽根が乾くまでじっとしていた。

帰宅すると当然のことながらモンシロチョウはどこかへ飛んでいっており、抜け殻だけが残っていた。
蝶になっても危険が一杯だろうが、どこかで子孫を残していって欲しいものである。

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