それでも楽しんだサッカー

2010年6月16日

ここのところ,連日,その場限りのやっつけ仕事が続いている。じっくりと考えながら策を練るという思考ができていない。常にストレスがかかっているようで,落ち着かない。しかし,昨夜はワールドカップのカメルーンとの試合をテレビで観戦した。

もともとあまりサッカーの試合はみない。地元にJ2ファジアーノというチームがあるが,この試合も競技場に近いのに見に行ったことはない。しかし,テレビや新聞では今回の大会を大きな出来事があるかのように連日報道されている。あまり興味はなくても自然と見たくなるようにさせられてしまう。情報の怖さである。そんな冷めた見方をしていても,その時がくれば人並みに見なければという気持ちにさせられる。

緊張感の漂うすばらしいゲームであった。一瞬たりとも見逃せない球の動きと人の配置,激しくぶつかり合いながらも常に計算された動き,日頃の練習の中で形成されいる瞬時の判断力,ついつい引き込まれ,魅了していく。そして結果がよかった。選手一人一人のドラマも解説されている。その感動が伝わってくる。とても元気のでてくる時間を過ごさせてもらった。対戦相手のカメルーンの選手たちの表情も穏やかのようであった。知人にガーナ,ケニアからの留学生がいる。この人たちもとても礼儀正しく,恥をしる優しい民族ではないかと感じさせる人である。その雰囲気と試合相手のカメルーンの人たちから受ける印象に共通したものがあるように思われた。今度のオランダ戦も楽しみである。

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