津山へ

2010年7月16日

今朝は,津山地方は大雨警報がでていた。しかし,午後から美作県民局での法律相談担当で津山にでかけることになっていた。午前中の早めに大雨警報は解除となって,出かけるときにはほとんど雨は降っていない状況であった。旭川沿いに北上していくのであるが,茶色い水が水面を上げ,大きくなった川を早い流れで動いている様に,上流の激しかったろう雨の様子を想像させられ,被害が少ないことを祈らざるを得ない気持ちであった。

相談は,多重債務問題2件,親族の会社経営をめぐる問題1件と消費生活相談員の方からの相談案件が数件あった。消費者庁が昨年発足し,各消費生活センターの役割はより重要になった。それにともなって相談体制充実のための予算措置もとられたが,その予算は人件費に使ってはならないという。しかし,直接相談を担う消費生活相談員の待遇は極めて悪い。たいていが身分の安定しない非常勤の待遇となっている。相談業務の充実はまさに人材の充実なくしてはなしえない。この人材確保のための予算の充実がなくしては消費者相談の充実はない。消費者相談は,消費者庁の情報の最先端なのである。今日の相談員からの相談も最前線で懸命に処理して頑張っている姿がみられた。いくら予算がついても,人件費以外のところにそんなにお金を使う必要がないのである。関係者の間でもどのようにして予算を使うか悩んでいる状態だ。こうした補助金のミスマッチがあるように思える。

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