講演準備に,法科大学院に,,,,,,。

2010年7月28日

切羽つまらなければなかなか仕事が進まない。逆に追い込まれるとそれだけ集中してやれるとも言える。土曜日,日曜日と準備書面を準備していた。そのどれもが完成していない。じっくりと記録を読み直して準備をしていると,事情聴取の穴が浮かび上がってきて前に進めなくなるのだ。来週に請けている講演のレジュメづくりにも着手していた。月曜日には完成させておきたいと思っていたのであるが,日曜日の夜にやっと概略の骨子ができあがった。資料等についてはさらにこれからつめていかなければならない。月曜日にはこの骨子にいくぶん肉付けができたところまではできた。そのような状況であったところ,今日中に講演レジュメが欲しいとの連絡である。朝から添付する資料づくりやら原稿などを仕上げて,事務にあとはお願いした。それでも指定されたきょうまでには完成できてメールで資料の送付を終えた。

こんな作業をしているところに,裁判所からのFAXである。書面提出の予定となっている事件の書面提出をお忘れ無くとの催促の連絡である。この準備は,依頼者と既に打ち合わせ済みなので,内容的には頭の中にあることを書面化していく作業でこなせる仕事である。しかし,時間がない。午後からは法科大学院の講義である。きょうは前期の最終日で試験である。これ幸いにと記録とパソコンを持参し,試験監督をしながら準備を進めた。事務所にかえっていくつかの雑用をすませていると弁護士会から委員会の連絡があった。既に開始時間は過ぎている。あわてて出かけ,委員会終了後の事務所で未完成の準備書面を完成させた。これで,裁判所からの催促のあった書面の提出は朝一番で終了できる。土曜日からなかなか進まないでいた3つのことが一気に片づいた。こんな状況は,毎年の夏休み終了間近の数日間のできごとを思い出さされる。

明日は,午前中に調停事件,昼間にあるショッピングセンターのデベロッパーと店子との紛争の協議が私の事務所で行われる。その後1件の他の弁護士との協議が終了すればあとは病院に出向く。ある老人性病気の手術の術前の検査と説明である。この手術を偶然にもつい先だってに同じ病院で同じ主治医で母が受けている。早い老化というのだろうか。いつまでも,無理はできない状況になっているとは思うが,なかなか楽にはなれない。まだ,夏休みの終わりのころのスリルが楽しめる間は,頑張れるだろう。

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