中学生の訪問

2011年8月9日

中学生の社会の課題か、職業調査のようなインタビューを中学生から受けた。きちんとあらかじめ電話で事務所に予約をいれ、くればきちんときた目的を話すというあらかじめ練習してきたことなのかもしれないが、なかなかしっかりした対応であった。なぜ、今の仕事を選んだのか、その仕事の内容は、弁護士になるためにはどんなことを学ばなければならないのか、司法試験というものはどんなことが問われるのか、弁護士になってよかったと思う理由はなど聞かれてみると結構どれも根本問題に連なる問題である。そして最後の質問は、弁護士になるために今、自分がしておかなければならないことはなにかということであった。一瞬、どぎまぎさせられながらも短時間に自分の生き方を振り返ることとなった。最後の質問には、人を相手にする仕事であり、常に社会との関係でどうしてその問題がおきているのかみつめていくことが必要ではないかと答えたが、面接試験を受けているようであり、すぐには的確な答えが頭に浮かばなかった。

きょうは、法科大学院の統廃合のニュースが流れていた。今年、秋に実務家となっていく司法修習生の40パーセントは就職が決まらないなどということもささやかれている。きょうの訪問者に自信をもってしっかりと目指せよとはいい難かった。

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