自由,,,,差別,格差

2007年2月22日

今春行われる県議選に新人で立候補予定している人の後援会長を引き受けている。これからの選挙戦にむけて準備のための決起集会があった。400人を超える人に参加していただき,まずはこれからの準備に向けて力強いイベントとなった。本人も皆さんの前で政治家としての決意を述べていた。rnrnこの候補予定者は,小学校のころお父さんの仕事の関係で,ニューオリンズに住んだ経験を持っている。アメリカ南部で人種差別の厳しい地域での生活であった。日本人も有色人種であり,ジャップと呼ばれてからかわれ,差別を受ける側にいた。そのニューオリンズは,水害で壊滅的な被害を被っていて,未だに復興されていない。このような河川の氾濫で大きな被害をだしてしまうような状況を放置され,被害発生にもただちに救援がなされず,その復興においても援助の手は薄く,遅い。自由の国アメリカと言われているが,差別と格差社会の実情は昔も今もそんなに変わっていない。幼少期にこのようなことを体験し,県職員として就職してからは福祉の現場を直接体験している。今日の決意表明の場で昨日の老人介護施設での老人を手錠をかけて拘束していたニュースに触れ,介護の現場が少ない人数で介護者に処理しきれない大きな負担がかけられている貧弱な福祉の現場からみれば不思議ではない光景であり,介護担当者の悲鳴が聞こえてくるようであると述べていた。そうした視点で考え,差別を受けた側の目線で見つめることができる人であると思う。岡山の県議会の構成をみても是非ともいい成績で当選してもらわないといけない。rnrn「格差社会はいつの世もある。」と最近小泉前首相が安倍総理を擁護する発言しているようである。確かに格差はいつの世もある。しかし,これを無くする政策をして実行していくのが政治の役割ではないだろうか。

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