参議院議長も出席,弁護士会定期総会

2008年2月24日

昨年年末に開催された岡山弁護士会臨時総会に当会の会員でもある江田参議院議長が出席された。そして,今日の定期総会にもご出席いただいた。当会に登録された当初から議員になってもこうした会には必ず出席されていた。当然ではあるが,会館に入られるときは議員バッジをはずし,弁護士バッジをつけての参加である。委任状出席を認めないことになっているので,今回の議事には2分の1以上の出席がなければならず,その定足数の確保のためにもこうして出席いただくのは本当に助かると執行部は思っているはずである。それにしても3権の長に出席していただいて定期総会が開催されるとは,これは大変なことなのではないだろうか。

議題は重要ではあるがさして問題のない議案ばかりであった。次期の執行部の選任も,選挙にならずに決まった。男女参画共同社会を迎えて,出産のため一時期仕事を休まざるをえない女性会員の一時会費支払い免除の規定ができた。すかさず,育児を担当する男性にも将来的には免除規定を検討すべきであるとの意見がでた。また,委員会の上限定数の撤廃がなされた。急激に増加する新入会員に適切な委員会活動を確保するために,各委員会に適切に所属を振り分けることができるよう,執行部の委員会人事をやりやすくするために考えられたものである。かつて,特定の人に過重な委員会担当をさせないようにするために一人2委員会までとし,かつ全体の定数を決めて会員全員が会務を幅広く分担することを目的として定数が認められていた背景,委員会活動は会員の義務として全員がすべきものであるという考えなど複雑な背景事情を抱えての問題である。しかし,急激な会員増加傾向のなかで,とりあえず定数撤廃となった。幾ばくかの議論がなされたが,執行部提案を了承することとなった。いろいろなところで,弁護士増加問題は波紋を投げかけてくる。

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