綱渡り

2008年9月26日

旅行から帰ってきて10日目である。その間に2回の東京出張があった。今日まで連日の綱渡りの日程であった。毎日,翌日提出の期限の書面を抱えていた。実は,明日が提出期限となっている書面がある。なんとか今日中に仕上げは終わった。

昨日,上京中の合間を縫って事務所とも連絡をとりながら完成させていた書面や資料を,今朝9時50分ごろには裁判所に提出できた。裁判所からは午前11時頃までに提出を終えておいて欲しいと言われていたものである。そして,倉敷簡易裁判所にでかけ,法律扶助事件を処理し,事務所に帰り,今朝書類を提出した関係の仮処分事件に午後1時から臨んだ。予定通り審理の終結で裁判所の決定待ちとなる。相手方の法的主張が定まらず,最後までいったい何を求めているのか評価しがたい事件であったが,できうるかぎり争点を広げないように対応した。そして,3時からは境界争いのからんだ損害賠償請求事件の弁論終結の手続きがあり,その後すぐさま3時から予定されている離婚等請求事件の尋問期日への出頭である。この事件は大本弁護士が担当であるので,少しの遅れは許される事件である。しかし,結局は遅れてでかけた私が裁判官を待つかたちとなった。

法廷事件に関する綱渡りは,明日の書面提出で当分お休みとなるだろうか。明日からは綱渡りではない処理を着実にこなしていかなければならない。きょうは,なんとなくやっと一息ついた気分に浸っている。そのせいか,離婚等請求事件の尋問を終えて裁判所の前の交差点で信号待ちをしていたところ,大きなあくびがでた。ちょうどその時,妻が自転車で向かい側からその信号を渡ってきていて,すれ違いざまに「大きなあくび」と指摘された。直前までその姿は私の視線にははいっていなかった。こんなところで大あくびとは,用心!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Links

Calendar

  • 2024年4月
    « 5月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930