きっと良い知恵が,,,,

2009年4月7日

北朝鮮が日本上空を飛び越えるミサイルを発射した。何も軌道にのったものはないとアメリカは発表し,日本でも軌道に乗った衛星は確認されていない。単にミサイルであったか,衛星を軌道に乗せることは失敗したのだろう。こんな傍若無人のお隣さんを持っていては本当に安まらない。隣の悪になぐられたようでまことに腹立たしくもある。この発射実験は核弾道ミサイルの開発が目的だと推測されているからなおその恐怖は大きい。

夕方のニュースでは,オバマ大統領がプラハで(きっとバーツラフ広場),非人道的な核を唯一つかった国の責任に触れた演説をしたとの報道がなされていた。今までのアメリカ大統領の感覚と少し違うことを感じる。できれば,広島にきて,核の悲惨な被害の実態を体験して欲しいと思う。そうすれば,彼の感性はもっと真摯な核廃絶の決意に変わっていくのではないかと思う。

一方で,核の威力と脅威を利用しようという国があり,他方でもはや核を戦略的に利用すべきではないという唯一の核使用国の主張が生まれた。まだまだ,地球市民は捨てたものではないと希望をもつことができる。国連安全保障委員会でも北朝鮮に対する非難決議で各国の立場の違いをだしながら,議論がなされている。大衆受けするヒステリックな勇ましい言葉ばかりでは,未来はない。武器をもたないことを宣言している日本であるからこそ,もっとその立場をアピールして,安保理の議論をリードして欲しいと思う。人類は,解決にむけてきっと良い知恵をあみだすことができると信じたい。

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