金光の桜

2009年4月12日

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35年前からの定例の法律相談である。山陽本線に乗って西に下っていった。途中,金光駅を通過した。私の出身高校のある思いでの地である。金光駅に面した土手は桜でいっぱいであった。お花見に人がでているようであった。鉄道沿線に桜並木があるところは珍しいのではないか。満開の桜で,地面には桜の花びらが散っているのが見える。今年は早くから咲き始め,長くその花を楽しませてくれている。冬が短く,春雨にも,春風にも恵まれなかったことの裏返しであろうか。46年前の4月,この駅に不安いっぱいにおりた。駅に「エデンの東」の音楽が流れていたことは妙に記憶に残っている。

この法律相談の帰りに倉敷警察署により、被疑者援助制度で弁護人になっている被疑者に接見した。おそらく、勾留更新になったばかりで不安な日々を過ごしているかもしれないと思い、この勾留更新の意味を説明しておこうと思ったからだ、会うと意外とこのことには特に不安を感じてなく、共犯者がいるが、その被疑者らが真実を話して本人の供述と一致したとのことであった。妙に供述が曲げられることになってなくて良かった。今日の接見が何らかの意味があれば、わざわざでかけた意味もあったと言えるが、どうだったろうか。

夜,昭和40年を特集していたテレビ番組を観ていてとてもなつかしく思いだされたことがある。長女が生まれた頃,8ミリ撮影機を購入したのだ。番組で紹介されていたフジカシングルではない。昔から一斉に流行するものにそのまま乗っかるのが嫌いであった。確かに8ミリブームが生まれていたのかもしれないが,機材はベルハウエルでフィルムはシングルエイトではなくコダックのスーパーエイトであった。通信販売で分割で購入したのでそんなに高いものではなかった。撮影して,現像にだし,帰ってきたフィルムを切ったりつないだりと編集していく作業が楽しかった。小さい頃,地域の公会堂であった映画会の翌日,映写機の置いてあったあたりにいくとフィルムの切れ端が落ちていることがあり,それを拾って自慢していたりした。シャキシャキと音のする映写機からアーク灯?の光で煙のようなものが上に漏れていたりしていたあのワクワク感のあった雰囲気がたまらない。その思い出を確かめるような,映画監督になっとような気分で編集をしていた。しばらく忘れていたが思い出した。そのころのフィルムはしまってあるが,まだ映るのだろうか。

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