70年,50年,叙勲の祝賀

2009年6月30日

弁護士会で法曹在職70年,50年と叙勲の祝賀会があった。年をとったと自覚するようになった私の年齢を超える長さを,なお法曹で活動できていること自体が脅威である。50年というのも長い。40年は私も届きそうになってきた。そして叙勲のお祝い。これは弁護士であるということの他に何か公職に就いていたことで評価される。その意味では,このことを誇りに思える人と思えない人とがいる。しかし,祝うに値することには違いない。

法曹50年表彰を受けた方は,この方が会長をしたときに副会長を務めた。叙勲のお祝いを受けたかたは,その副会長を共にしたかたであった。それぞれの方について祝辞が述べられるが私にもそういった関係で出番があった。これからできることも限られているということを考えるとともに,まだまだ時間はあるのではないかとも思わされた。弁護士の仕事をこれからもしばらくは楽しんでいきたい。そんな元気をもらって帰ってきた。

消費者庁の人事が固まってきたようだ。今朝の新聞に報道されていた。消費者委員会の委員長は,弁護士であり民間人からではあったが,本当は消費者庁実現のために活躍してきていたような経験を持つ人が相応しかったのではないかと思われる。しかし,なんとなく無難な人を選んでいる。新しい役所で,しかも他の省庁に強い権限を行使できる省庁でもある。最初が肝心。初年度にどこまで核心に迫った活動ができるかそれがこれからのあり方を決める。

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