岡山の県民性

2009年8月26日

今日の昼間,ある新聞社の支局長の話を聴く機会があった。岡山の県民性の話から始まり,「ユダヤ人」についての話であった。大宅壮一が「岡山県人は日本のユダヤ」と言ったことの紹介から始まった。ユダ人については,世界のほとんどの人は,どんな民族であるか誰でも知っているが,日本人のほとんどは全く知らないという世界の常識とのギャップがあることが指摘されていた。旧約聖書を記し,十戒をまもり,バビロンの捕囚となって国を失ってから世界に散っていったが,実はノーベル賞受賞者のかなりの割合をこのユダヤ人が占めているという優秀な民族である。宗教史,世界史のなかから,このユダヤ人像を短時間で浮き彫りにしてくれた今日のスピーチはとてもおもしろかった。ところで,司会のまとめは,ぐっと良いところだけを取り入れ,どうも岡山県民は頭が良さそうだと自信持って教育県への復活を確信したようであった。

選挙報道のことも少し聞いてみた。激戦区ではもう一度選挙前に世論調査をするようである。その世論調査をする地域を聞いたが,これはすぐに教えてもらえた。高校の後輩であり,2度目の挑戦となっている地域が予定されているようだ。彼は,この4年間懸命に保守層の厚い地域で選挙活動を続けていた。なんとか今回はものにして欲しいと思っている。ここで自民党が落とすようなことがあれば,自民党は岡山で小選挙区全敗と言うこともあり得る状況である。あすは,この5区に鳩山さんが寄るとのことである。2000年の私の経験した選挙の時も,最終盤に鳩山さんがヘリコプターで駆けつけてきてくれた。飛行場が近づいて,家並みが少なくなってきても飛行場に着く最後まで自らマイクをもって私の名前の連呼を続けていた。誠実な方である。「友愛」という定まらない視点ではあるが,その後もお会いする中で誠実さだけはきちんと伝わってきた。きっと,総理大臣になるのだろう。8月30日まで無事で,そして高い投票率のなかで,新しい政治の始まりを迎えることができることを楽しみにしている。30日の夜はビールでも飲みながら,最高のドラマをテレビ(選挙ステーション?)で楽しむつもりである。

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