事務所っつったら組事務所に決まってんだろ

月刊俳句同人誌『里』2014年3月号

『里』2014年3月号に「『俳句と雑文 B』を(やくざ映画として)読む」という文章を寄稿しました。
ええっと、いくらなんでも(やくざ映画として)が大きすぎないかな……。

わたしは洋の東西を問わず悪漢の登場する映画が好きなのです(オーシャンズ11〜13、タランティーノ、北野武、仁義なき戦いシリーズ、香港や韓国のアクション映画etc…)。この嗜好にどストライクで飛び込んできたのが瀬戸正洋さんの『俳句と雑文 B』です。
瀬戸さんの俳句、やくざ映画目線で見るとほんと最高だよね! という話をして同意してくれたのが現時点で親しい友人一名だけなのですが、それは単にわたしに友人が少ないからという理由に尽きると思います。『里』を読んでくださった方はきっと「石原ァ! こんなもたまにはええこと言うのう!」「瀬戸さんナイス極道じゃ!」「正洋兄貴激シブじゃあ!」と盛り上がってくれるはず!

記事で紹介した俳句を一部抜粋します。

拳銃を撃つや春月落つこちさう 瀬戸正洋
草いきれ顔殴られてしまひけり
新涼のもぬけの殻の事務所かな

『里』3月号、『俳句と雑文 B』についてのお問い合わせ・ご注文は島田牙城さんまで。

2014/3/17追記
週刊俳句第360号(2014年3月16日更新)で瀬戸正洋さんの「軽薄考」について書きました。題して「トイレットペーパーの使い方」
余談ですが右上の舎弟が着ている襟なしシャツは鯉口(こいぐち)シャツと呼ばれるもので、お祭り用品店などで購入できるようです。ほしい……。